航空法第132条の2　第1項2号によって、無人航空機の夜間飛行は航空局の承認が必要な行為とされています。夜間とは、感覚的な表現で暗いかな？明るいかな？ということではなくて、文字通り、「日の出」から「日の入り」までの時間帯（太陽が出ていない時間帯）のことを指します。

当然ですが、この時間帯は毎日微妙に違います。基準としては国立天文台のHPで「暦計算室」に記された時間帯がその日の「日の出」と「日の入り」ということになります。

ライトアップされた夜景などの空撮をしたい場合など、十分注意しましょう！

夜間飛行の承認が必要か考えています。
夜間とは何時から何時までのことですか？

「夜間」とは、「日の入り」から「日の出」まで（簡単に言えば、太陽が見えない時間帯）のことを指します。

正確な時間ではないのですか？

いいえ、目安となる時間は決められています。
但し、「日の出」「日の入り」の時間は、季節や地域、日によっても当然違います。
ですので、その時間帯は日ごとに確認する必要があります。

目安の時間は、国立天文台のホームページ内、「暦計算室」で確認できます。

フライト時間が夜間となるようなら、飛行許可と共に、夜間飛行の承認が必要です。

例えば、人口密集地で夜間にフライトを行う場合は以下２点の許可承認が必要です。
・人口密集地（DID地区）の飛行許可
（航空法第132条第1項第２号）
・夜間飛行の承認
（航空法第132条の２第１項第５号）

夜間は飛行の距離感も分かりづらく、事故も起きやすくなります。
仮に許可承認があっても、なるべく補助者を配置するなど、周囲には十分注意しましょう！

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