建設キャリアアップシステム/詳細型か簡易型 vol.2
キャリアアップカードの登録を「簡易型」と「詳細型」のどちらにするか悩むことがありますね。
或いは、必要性を理解しないまま登録していることもよくある話です。
「簡易型」で登録をしてあっても、差額を支払えば「詳細型」に変更することはいつでも可能です。
もう一度、必要性をおさらいしておきましょう。
【簡易型】
・単純にカードの所持のみを目的としている。
基本情報(氏名、住所、緊急連絡先、社会保険)のみで構わないのであれば、こちらで問題ないでしょう。
【詳細型】
・資格や技能講習の情報を登録したい。
・健康診断情報を入力する必要がある。
・労災特別加入を有している。
基本情報以外の情報を入力する必要があれば必然的にこちらですね。
では、どういった場合に、基本情報以外の情報(以下、詳細情報とします)が求められるのでしょうか?
大きくは、以下の2点について気になる場合に詳細情報が必要となる可能性があります。
- 経審への影響を考える場合
- 工事登録を運用している元請先が、建設キャリアアップシステムを安全管理情報(工事台帳)として運用している場合。
【経審への影響とは】
例えば、評価対象技能者(CPD講習受講者等)として加点を検討する場合、キャリアアップカードをレベル2以上にする必要があります。
レベルアップをするには評価機関が審査をするわけですが、その際に「技能者情報内の資格情報」を確認します。
ということは、資格情報がなければレベルアップは事実上不可能ということですね。
【安全管理情報への影響とは】
例えば、グリーンサイトのような安全管理書類の情報共有サイトを利用しておらず、建設キャリアアップシステムのみで同様の運用を試みる場合、元請先が確認したい情報を登録する必要がありますね。
通常であれば、常勤性、資格の有無、健康診断の受診時期等、安全管理上の確認事項は数多くあるはずです。
いずれにしても、「事業者目線」で考えた場合は、やはり「詳細型」を選択していた方が重宝される可能性は高そうですね。
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