建設キャリアアップシステム/体系的な情報として!

某大手企業が建設キャリアアップシステム導入を推進していると、新聞に載ってました。
協力業者の7割(約50業者)、技能者の6割(約500人)ほどの登録(一部申請中)が完了したそうです。
施行した工事現場が、建設業振興基金の運用モデル現場として選定されていたことも大きな背景だとは思いますが、実際、大手の元請企業が動いとしまうと関係業者への影響はすごいですね。

インフラとして確立されてしまえば、
全体としての施工能力が「高精度の情報」として、現場単位で整備される訳なので、施工能力自体を、客観的に判断する材料にもなり得そうです。
まさに経審の加点項目としては十分説明がつきますね。

今のところは、当然に公共工事関連が登録の主体のようですが、情報効率を考えると今後は民間工事にも推進される可能性も十分ありえます。

逆に、技能者(職人さん)側から見れば、ゴールドカードを目指す!などの目に見える目標として捉えられるし、技能者としての客観的な能力評価を得やすくなるでしょうし、経験の蓄積が、建設業界で頑張っていこう!という気持ちを強めてくれると素晴らしいです。

建設業の担い手がもっともっと増えていくといいですね(*^^*)