（財）建設業振興基金より、令和２年１０月１日、建設キャリアアップシステムの利用料金の改定及び運営方法の変更がなされました。

事業者ID利用料、及び登録料、現場利用料金の３種が改定となりますのでご注意ください。また、運営の変更として、郵送窓口、持込窓口の閉鎖、電話相談センターが廃止されます。これにより、インターネット申請、メール問合せのみの対応となるそうです。

運営として大きく変わるのは２点
・郵送及び受付窓口での直接申請の廃止
10月以降はオンライン申請のみとなります。
・お問合せセンター（電話相談）の廃止
10月以降は建設キャリアアップシステムホームページの「お問合せフォーム」からメールの相談のみとなります。

改定料金一覧
・事業者登録料（5年更新）
　　／　6,000円　～　2,400,000円
・管理者ID（1年更新）
　　／　11,400円
・現場利用料（利用ごと）
　　／　10円

※技能者ID利用料は2021年から改定の予定があるようです。

予定される内容
技能者登録の２段階登録方式
・簡略型登録　／　登録料　2,500円
必須項目（本人情報、社会保険加入の有無など）のみの登録
・詳細型登録　／　登録料　4,900円
必須項目と任意項目（保有資格、健康診断受診履歴など）の登録

随分長いこと関係各所で議論がなされていましたが・・・
ついに改正の日が来てしまいましたね。
こういった改正の良し悪しは分かりませんが、改定されたからといって、様々な法令上の義務付けなどがなくなる訳ではありません。
実習生を含む外国人労働者を雇われている方、既に登録済みの元請から指示されている方、そもそもアカウント取得の方法が分からない方など、皆さまそれぞれが様々な悩みをお持ちかと思います。

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