【建設キャリアアップシステム　～　紐付け登録するには？／行政書士中山法務事務所】
既にキャリアアップカードを所持している技能者を新たに雇用した場合、自社と紐付けるにはどのような手続きが必要なのでしょう？
技能者本人のマイページから雇用情報の変更を行うことになります。この場合、社会保険等との紐付けを行うためには自社の事業者IDから雇用先情報を引用する必要があり、雇用先情報として手入力をしたとしても紐付くことはありません。正しく運用するため、しっかりと手続きを行いましょう。

【建設キャリアアップシステム　～　事業者登録した後に建設業許可を取得したらどうするの？／行政書士中山法務事務所】
建設キャリアアップシステムの事業者登録をした後に、建設業許可を取得した場合はどのような変更手続きになるのでしょう？
許可業者が登録をするときと同様、「建設業許可通知書」や「建設業許可証明書」の写しを添付して変更申請をすることになります。ただし、許可業者の場合は、国土交通省の「建設業許可業者情報検索システム」のデータを引用しなければならず、こちらに反映された後でしか登録ができません
そうなると、新規取得をした場合に「建設業許可業者情報検索システム」に反映されるのが２～３か月後になるので、変更登録をするのはその後ということになりますね。

【建設キャリアアップシステム　～　続・カードリーダーって？／行政書士中山法務事務所】
建設キャリアアップシステムを現場で運用する際、カードリーダーはどういったものが標準なのでしょうか？
（財）建設業振興基金によると推奨されるカードリーダーが「専用サイト」で紹介されています。
USB端子でPCと繋げる方法がよく掲載されていますが、Wifiなどの通信状況が必要であったりと、あまり現実的ではありません。一番スマートな方法としては、スマホにBluetoothで連携させる方法かと思います。また、現時点では「建レコ」アプリがandroid対応していないので、事実上の推奨としては「iPhone」ということになりますね。

【建設キャリアアップシステム　～　カードリーダーは誰が用意するの？／行政書士中山法務事務所】
建設キャリアアップシステムを現場で運用する際、実際にカードリーダーを手配・設置するのは元請企業の役割となります。実際の手順としては、①現場登録をする、②現場にカードリーダーを持参する、③建レコと接続する、④現場運用の利用料金を支払う、という流れになります。
③だけは指定された現場管理者によりますが、原則として、①～④まではすべて元請企業の役割となります。

【建設キャリアアップシステム　～　個人事業主も事業者登録は必要か？／行政書士中山法務事務所】
個人事業主は事業者登録をする必要性があるのでしょうか？元請先の考え方にもよりますが、通常の考え方だと「必要」ということになります。ただし、フリーランス的な立場での「一人親方」であり、請負契約を前提としない場合はこの限りではありません。それぞれの立場に合わせて登録を考えましょう。

【建設キャリアアップシステム　～　ID利用料金及び運営方法の改正／行政書士中山法務事務所】
（財）建設業振興基金より、令和２年１０月１日、建設キャリアアップシステムの利用料金の改定及び運営方法の変更がなされました。
事業者ID利用料、及び登録料、現場利用料金の３種が改定となりますのでご注意ください。
また、運営の変更として、郵送窓口、持込窓口の閉鎖、電話相談センターが廃止されます。
これにより、インターネット申請、メール問合せのみの対応となるそうです。